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和雲の羽毛布団スタンダードで後悔する人は?

寝室のベッドに広げた白い羽毛布団

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サイズと厚みのプルダウンの前で、指が止まっていませんか。安いほうを選んで、自分がケチったせいで寒い思いをするのは嫌だ。そう思っているなら、先に答えだけ書きます。和雲のスタンダードで足ります。ただし条件があります。

プレミアムとの違いは中身の羽毛の3点だけで、側生地も縫い方も国内での洗浄も、60日試せる制度も同じです。それでいてシングルの冬用は92,400円と217,800円。差は125,400円あります。

目次

和雲のスタンダードとプレミアム、違うのは羽毛の3点だけ

違うのは、ダウンの種類と産地、ダウン率、ダウンパワー。この3点だけです。

項目スタンダードプレミアムアイダー
ダウンの種類・産地スペイン産ホワイトダックポーランド産マザーグースアイダーダック
ダウン率93%95%99%
ダウンパワー400dp440dp公表なし
品質ラベルロイヤルゴールドプレミアムゴールドプレミアムゴールド
側生地インド超長綿100%・100番手平織り(Down-Breathe®/ノンダウンプルーフ)同じ同じ
精製・洗浄・縫製すべて国内(純日本製)同じ同じ
清浄度2,000mm以上同じ同じ
サイズ・厚み5サイズ・7種の厚み同じ同じ
60日スリープトライアルありありあり

「安いほうは生地も縫製も違う」は本当か

違いません。ここが、この記事でいちばん先に伝えたいところです。

表の下5行がそのまま共通仕様です。体に触れる生地も、10年後に効いてくる縫い方も、羽毛の洗い方も、スタンダードとプレミアムで差がありません。値段の差は、袋の中身だけで生まれています。

そうなると、次の問いはひとつです。では、何に12万円払うのか。

ダウン率93%とダウンパワー400dpは、妥協なのか

妥協ではありません。93%・400dpは和雲の中では下のグレードですが、羽毛布団の世界全体で見れば、しっかり上のほうにいます。数字の意味から順に書きます。

ダウン率は、詰め物のうち何%がダウン(たんぽぽの綿毛のような球状の羽毛)かを示す数字です。残りは、軸のあるフェザーです。93%と95%の差は、100gあたり2gぶんフェザーが多いという意味になります。

ダウンパワーは、羽毛1gがどれだけふくらむかを表す数値で、単位はcm³/gです。数字が高いほど、同じ量の羽毛でも厚みが立ちます。400dpと440dpの差は、このふくらみ方の差です。

そしてスタンダードが付けているロイヤルゴールドラベルは、日本羽毛製品協同組合が定めた4段階(プレミアム/ロイヤル/エクセル/ニュー)のうち、上から2番目にあたります。

もうひとつ、思い込みをほどいておきます。プレミアムの「ポーランド産マザーグース」という言葉を無条件にありがたがる必要はありません。

マザーグースという呼び名に統一された公的基準はなく、産地表記も国によって定義が揺れます。その理由は「マザーグースなら上等」とは限らない理由にまとめました。


シングル冬用の差額は125,400円。倍率にすると2.36倍

羽毛布団の側生地の織りを指で確かめている手元

いちばん検討されやすい組み合わせ、シングルの冬用(本掛け)で並べます。

モデルシングル・冬用(税込)
スタンダード92,400円
プレミアム217,800円
アイダー968,000円

公式の羽毛布団コレクションのページに載っている金額です。※最新は公式サイトでご確認ください。

スタンダードとプレミアムの差は125,400円。倍率にすると2.36倍です。ネット上には「プレミアムはスタンダードの1.5〜2倍」と紹介している記事もありますが、公式の価格をそのまま並べると、いちばん検討されやすい冬用が、いちばん差の開くあたりに来ます。倍率は厚みによって変わるので、全サイズ・全厚みの金額は和雲の羽毛布団は高い?3モデルの価格と違いで一覧にしました。セミダブル以上を検討している方は、そちらで確認してください。

125,400円を生活の言葉に置き換えます。10年使うつもりで割ると、年間12,540円。1日あたり約34円で、缶コーヒー1本より安い計算です。ただし、それは10年間ずっと「上のほうを買ってよかった」と思い続けられた場合の話です。暖かさが余っていると感じる家なら、34円は毎日払い続ける無駄になります。この考え方は羽毛布団に10万円は高いのかでも書きました。

スタンダードで足りる人、合わない人。分かれ目は住まいと体の条件

先に振り分けの目安を出します。次の5つのうち、当てはまる数を数えてみてください。

  • 寝室で暖房を使わずに寝ている
  • 木造で、築20年を超えている
  • 北海道・東北・信越・北陸など、朝の冷え込みが厳しい地域に住んでいる
  • 家族の中で自分だけ厚着で寝ている
  • いま使っている掛け布団の重さが、胸や肩にこたえる

0〜1個ならスタンダード、2個なら厚みを一段上げて真冬用、3個以上ならプレミアムを検討する。 これは公式が示している基準ではなく、住まいと体の条件からこの記事で組んだ目安です。「寒冷地ならプレミアム、温暖地ならスタンダード」で終わらせると、都市部の木造や、暖房を切って寝る家が抜け落ちてしまいます。住まいと体、2つの軸に分けて理由を書きます。

住まいの条件:マンションか、木造か

気密と断熱が効いた集合住宅の寝室は、外気が0度でも朝の室温が二桁を保つことが珍しくありません。上下左右を他の住戸に囲まれているぶん、熱が逃げにくいからです。築30年の木造戸建てはそうはいきません。同じ布団を同じ人が使っても、必要な暖かさが変わります。

大事なのは温度の絶対値ではなく、いま使っている布団で「寒い」と感じた朝の室温を知ることです。和雲が室温ごとの推奨モデルを公表しているわけではないので、他人の基準を借りても意味がありません。自分の家の数字を持っていれば、暖かさの余力にお金を足すべきかどうかを、自分で判断できます。

体の条件:寒がりか、布団の重さが気になるか

同じ布団でも、暖かいと感じる線は人によって違います。手足が冷えやすい自覚がある人、家族より1枚多く着て寝ている人は、暖かさに余力を持たせておくと後悔が少なくなります。

もうひとつの分かれ目が、重さです。ここは思い違いが起きやすいので、はっきり書きます。和雲はスタンダードもプレミアムも充填量が同じで、シングルの冬用はどちらも1.00kg。側生地の重さも同じです。上位モデルにしても、布団は軽くなりません。ダウンパワーの差は、同じ量の羽毛でよりふくらむという形で出ます。軽さではなく、暖かさのほうに出るわけです。掛け布団が胸を押さえる感じが苦手なら、上のモデルに上げるのではなく、厚みを一段下げるほうが効きます。

先ほどのチェックで3個以上当てはまり、予算に上限を設けないのであれば、和雲でいちばん上のアイダーモデルも視野に入ります。何がそこまで違うのかは22万円からのアイダーモデルは何が違うのかに分けて書きました。

ひとつだけ、先に言っておきます。スタンダードは和雲の中では一番下のグレードです。「せっかく買うなら、そのブランドで一番いいものを持ちたい」という気持ちが自分の中にあるなら、それは半年後にじわじわ効いてきます。受注生産で届くまで10〜15営業日かかること、実物に触ってから買えないことも含めて、和雲で後悔しやすい人の型は和雲で後悔しやすい3タイプに整理しました。

出口の話も1つ。公式の解体洗いリフォームのページには、10年に1度を目安に、布団を解体して羽毛を超軟水で洗い、新しいDown-Breathe®の側生地に詰め直すサービスが案内されています。料金は掛け布団1枚あたり37,400円。対象は和雲で買った布団で、他社製品は受け付けていません。減った分に足すのは購入時と同じグレードの新羽毛なので、スタンダードで始めれば10年後もスタンダード基準で戻ってきます。買い替えではなく、続きがある。

自分はスタンダードでいい、と決まった方へ。

純日本製羽毛布団「和雲」スタンダードモデル

※リンク先は公式サイトのスタンダードモデルのページです。サイズと厚みを選ぶと、その組み合わせの税込価格と、いまの発送目安がその場で表示されます。

厚みはどれを選ぶ?冬用・真冬用・二枚合わせの分かれ目

迷ったら冬用(本掛け)です。多くの家庭で羽毛布団が主役になるのは、おおむね晩秋から早春。その季節の標準がここに置かれています。

厚み中身シングルの充填量
夏用肌掛け0.20kg
春秋用合掛け0.60kg
冬用本掛け1.00kg
真冬用厚掛け1.20kg

公式のスタンダードモデルのページに載っている充填量です。これに加えて、肌掛け+合掛け、肌掛け+本掛け、合掛け+合掛けの二枚合わせが3種類あり、合わせて7種の厚みになります。

二枚合わせは、2枚を留め具でつないで1枚にし、季節ごとに1枚ずつ使う仕組みです。1組そろえれば1年回せるという意味では合理的ですが、金額は冬用より上がります。収納場所を減らしたい人、来客用も兼ねたい人には向きます。真冬の暖かさを最優先にするなら、素直に厚掛けを選ぶほうが早いです。

厚みで悩んで手が止まっているなら、ここを読んでください。和雲は到着から60日以内なら、厚みの変更(交換)を受け付けています。 公式のスリープトライアルのページには、厚みの変更も所定のフォームから受け付けると書かれています。手数料と回収の送料はかからず、届けたときの送料は戻りません。

期間の数え方や申し込みの手順は60日試せる制度の使い方と買い方の手順にまとめました。なお公式は、比較のための複数注文を原則お断りと明記しています。

家族に説明するなら

冬の朝、寝室の窓辺に置かれた温度計

10万円の掛け布団は、ひとりで決めきれる買い物ではありません。

なにを買うのか。和雲という国産メーカーの、スタンダードモデル。3つあるうちの一番下のグレード。

なぜ一番下でいいのか。上のモデルとの違いは中身の羽毛だけで、生地も縫い方も、国内で洗って作っていることも、60日試せる制度も同じだから。

うちの寝室は暖房を入れて寝るし、朝も冷え込まない。125,400円の差は暖かさの余力への支払いで、うちの条件では余ってしまう。

いくらか。シングルの冬用で92,400円。10年使う前提なら1日あたり約25円。厚みが合わなければ60日以内に交換できるし、10年後は解体洗いリフォームに出せば、また使える。

純日本製羽毛布団「和雲」スタンダードモデル

※公式サイトのスタンダードモデルのページで、シングル・冬用を選んだときの税込価格と、いまの発送目安が確認できます。在庫と最新価格だけ、ご自身の目で確かめてみてください。

和雲のスタンダードについて

Q. スタンダードとプレミアム、どちらを選べばいいですか。

寝室で暖房を使い、朝の室温が二桁を保つ住まいならスタンダードで足ります。暖房を切って寝る、木造で築20年超、寒冷地。当てはまるものが2つ以上あるなら、厚みを真冬用に上げるか、プレミアムを検討してください。違いは羽毛の3点だけで、生地と縫製と国産と60日制度は共通です。

Q. 和雲の羽毛布団はどこで買えますか。

公式オンラインストアで、サイズと厚みを選んで注文します。60日のスリープトライアルも解体洗いリフォームも、和雲で買った品が対象です。受注生産のため、発送の目安は10〜15営業日(土日祝を除く)です。

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